農業再生の動きを考える
竹田直入にある週末菜園場にて、冬の次期になると恒例の焼き物
手当たり次第周囲にあるモノを焼く!食べる!ザンマイ。笑
餅、椎茸、芋と次から次へと出て来る。今年は、鍋までやりそうな気配。笑
さて、農業再生とやらについて、考えてみました。
読売さんの新聞にドンと出ていたので、整理ついでに向き合った。
農業の人口
2010年の農業人口が、1990年代に比べると半分。
2010年は、農業人口が約261万人。1990年は、482万人。
平均年齢は、66歳。
農業政策4つの方向性
政府さんが2011.10月にまとめた「色と農林漁業の基本方針」に
方向性があるようです。
賛成/反対/回答無しについて、調査が出ていました。
- 生産性アップのため規模の拡大(賛成:67%)
- 企業の農業自由化(62%)
- 農業新規参入者への補助金支援(80%)
- 収入サポートのため直接補助金支援内容の充実(59%)
農業に対する印象調査
これは、面白い。一体どういう視点なんだろう…
- 収入が不安定(67%)
- 仕事が大変(65%)20代〜40代に多い。
- 将来性がない(34%)
- やりがいがある(17%)20代に多い。
- やりがいがない(16%)
- 競争力がない(15%)
もう一つ面白い調査がありました。
農村の印象
- 過疎、高齢化が進んでいる(72%)
- 人々の結びつきが強い
- 自然が豊かで景観が美しい(35%)
- 生活が不便
- 伝統文化が受け継がれている(20%)
その他、特徴ある調査として出た結果は、
- 国産米への高い信頼、評価(美味しい/安心安全/新鮮)
- 輸入物への不安(安全性が低い/美味しくない/新鮮でない)
- 放射性に対する不安(79%)懸念者は、20代が少なく。70代以上が多い。
農業を趣味でやりたい!(32%)
仕事として(4%)ではなく趣味として、
取り組みたい希望を持っている方があったようです。
年代では、30代(35%)が最も多く、最も少ないのが70代(28%)だが、
そう変わりない。
都市部に増えてきているのが「家庭菜園」や「市民農園」。
2009年時点で約3590箇所と増え、10年前の約1.5倍あるとか。
こうやってみて見ると動きって面白い。
自然と動いているのか、動かされているのか、実に面白い。
そんな中でも、一番自然だな〜っと感じる点が、一つ。
美味しいモノを食べたい本能
高くても「美味しい物に、目がない」ってのが良くわかりますね。
やっぱり、美味しいと心に残ります。それと人や空気が作り出す「心地よい空間」
気になった点が、一つ。「生産性を高めるための規模の拡大支援」
「人が取り組める範囲以内で判断した動き」であれば、必要でしょうが、
支援策があるから取り組もうという動きは、要注意かと。
「利用されずに、利用しよう。」と志す。
「わかっちゃいるけど、やめらんないっ」というような一面もやっぱり出てしまう。なぜじゃ?
う〜ん、やっぱり姿勢。何に対して、どう取り組もうかという姿勢。
簡単じゃない。
決めて、動く。覚悟する。具体的に、体を動かす指示を与える。
しかし、続かない。どこかに原因がある。さて、どこだろうか?
なぜ、継続できないのだろうか?
執念
執念とは、辞書で調べるとこうある。
深く思い込んで、あきらめたり忘れたりしない心。
やっぱり、たどり着くのが、「心」
不思議な言葉だ。なぜって、どこに存在しているのかわからない。
人間の目には見えないのに、「ココにある」と胸に手をあてたりする。
信じる心が、人を強くし、行動に働きかけ、継続性を生む。
と、新聞を読んで考えさせられました。
新聞っち、いいね!
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