江戸時代と明治時代の違い
この写真は、賭博用のサイコロ江戸時代のもののようです。
すげ〜、江戸時代へタイムスリップ!!
この素敵な骨董品は、ギャラリーHISAKOさんのお店にて出逢いました。
知人、境さんのオススメで、「サライ」という冊子を読んでいるうちに、
「千年語録」という本と出逢いました。名言葉が詰まっています。
やっぱり、すげえ。が感想です。笑
評論家 山本七平氏
徳川の時代、「財テク」に盛んだったが、
お金に振り回された生き方は、少なかった。
なぜか。
「知足安分」という言葉があった。「足りるを知って、分に安んずる」
収入は、これで足りる。社会的地位は、この分に安んずる。
明治は、これをぶち壊した。
この反対が「立身出世」身を立て、世に出る。
進歩的文化人がぶち壊した。そのひずみが、今出てきている。
めちゃくちゃ、考えさせられました…
確かに、ひずみが多大に出てきている気がします。
- 家を買う(=ローンを組む)
- 車を買う
- 高価なモノを買う
結果どうなる?
ローンのために、汗水たらして働く日々を過ごす。
悪くはない、目的がある夢がある。ただ、愚痴が出始める。
疲れがみえる、見えない疲れも発生する。
はて、なぜだろうか?
生き急いで、欲が前に出る。このご時世、何でもできすぎる。
知らず知らずに、ダーメジを負ってたりもする。自分で蒔いた種なのに…実に不思議。
これが、虚栄心の怖さだ。
虚栄心とは、「うわべだけを飾ろうとする気持ち」
時代、社会、流れって、ちと怖い。
一度、川の流れに乗るとなかなか抜け出せない、身を任せ、向き合い、
タイミングを見なければ、川底へと沈む。自然の摂理だ。
ところが、人間は、力任せに泳ぎ、もがく、すると時間とともに、力が尽きる。
一瞬のこととなる。「時代の流れを見よう」と心に問う時間でした。
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