日本人の美徳
この写真、陶磁器を金継ぎしたもの
「金継ぎ」?
最近、耳にした言葉のひとつ。「キンツギ」と読む
金を使って、ヒビなどを補修する。
金を使って、価値をさらに高めようではないかということ。
すげえ、ちとビックリ。確かに、金を使ってるという点で高価を感じてしまう。
ちゃんと昔は、ひとつのモノについて向き合い考えていたんだな〜っと感じます。
今だと、100均で買って、落として、ヒビ入ったら、買い替える。
そんなもんですね。
自分のモノに対する愛着ってものが、消えていっています。
靴もそうかな〜、特にスニーカー。革靴は、まだ愛着があるかも。
「千年語録」に「美徳について」こうあった。
現代社会は、自立心が薄い。
昔は、ヒト様がどう思うか、お天道様に恥ずかしくないかという
たしなめ方があった。
親は、着るものに関しても、ある種の趣向を持って、子供たちに見せていた。
数字に置き換えることを拒否する美徳があった、
今では数値に置き換えられないものは
価値ではないと考えるようになった。
なるほどっと、しばし考えました。美徳って、なに?と考えると
ひとつの個性のように感じ取れる。個性を持ちなさいっ!と言わんばかり
いいものを見ると和む
実に不思議な時。いいものとは、意外と身近にあって、気づかない
年を重ねると感じ得る、見えるものがゆっくりと変わるようですね。
きっと年を重ねると物事が、ゆっくりと見えているんじゃないかと感じます。
ゆっくりと現実を受け入れ、ゆっくりと微調整していくことができる
きっともっと身近に、自分の美徳が隠れているはず。
探してみよう
こっそりと、ひとりで…
触れてみよう、新たなる徳に..
コメントどうぞ!